測量師とは?
測量士、というと一般的にはあまりピンとこない、あまり身近ではない職業というイメージがあるかもしれません。実際には、土地の売買や建物の新築、相続といった、誰しもが経験するような身近な場面でも、測量は必要です。
きちんと測量し、所有者が自分の土地についてきちんと知っておくこと。
これは、土地に関するトラブルを防ぐうえで、最も重要なことと言えます。
測量師とは?
皆さんも、作業服姿の数人の男性が、三脚の上についた大きなカメラのような機械をじっと覗いている様子を、目にしたことがあるのではないでしょうか。
現在、多くの測量事務所では、光波測距計という機器で使用し測量を行っています。有限会社中日本測量でも「トータルステーション」と呼ばれる光波距離計を使用しています。
光波測距計は、機械の光源から光を発射し、その光が反射する時間を測定することで距離を求めることができる測定機器です。
とはいえ、実際には測定したい地点との間に建物などの障害物があり、光が直接届かないことがほとんどです。
実際に測量を行う場面では、測定したい2地点(図のAB)を見渡せる場所(図のC)に光波測距計を置き、Cの内 角を測量することで、ABの正確な距離を導き出します。
これが最も基本的な測量方法です。
角度、距離の測定により総合的な測量業務が可能となります。
既成図面のX・Y座標を精密に読取ります。
コンピュータ処理により
「座標データ」「地番(街区)データ」「入力データ(作業データ)」「CADデータ(図面データ)」
などを高速、正確に処理します。
基本測量計算ソフトを使用して作業を行っていると ころです。
データは、各現場別に情報管理されています。